2002/04
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WATER POWER  水力発電機格納庫
 風車の次には金属製の建物があります。ここには本センターの水力発電機の一つであるペルトン型水力発電機、最大出力3.5キロワット、交流240ボルト、を格納してあります。貯水池からは30メートルの落差を経て、毎秒20リットルの水が流れ込んでいます。水は、ここからケーブルカー上駅の池に送り、更に麓の川に設けたもう一つの発電機に流れて行きます。これらの水力発電機から得られる計約8000ワットが、大半の季節の本センターの基本的な電力源となっています。もし水量が少なければ、或いはもし十分な太陽光や風力がある日には、このペルトン型は停止する事もあります。その様な時は右にある模型を掌で操作して発電機の働きを体験できます。
 外の池の側には、水の動きを軸に直接取り込んで発電する、本格的大型水力発電所で使われている機材があります。これは本センターのペルトン型水車の5倍程の径ですが、6000倍もの電力を発生します。